変な家と変な絵のつながりや読む順番は?どっちが面白いかあらすじを比較

変な家と変な絵のつながりや読む順番は?どっちが面白いかあらすじを比較

『変な家』と『変な絵』は同じ作者・雨穴さんによる小説ですが、2つの作品につながりはあるのでしょうか?

  • 『変な家』と『変な絵』のつながりや読む順番は?
  • 栗原さんとは何者?
  • どっちが面白い?あらすじを比較

この記事では『変な家』と『変な家』について気になる情報をまとめました。

どっちも面白い小説ですが、ホラー色が強いかミステリー色が強いか違いがあることも解説しています。

目次

変な家と変な絵につながりはある?

『変な家』と『変な絵』につながりはありません。

どちらも雨穴さんによる作品ですが、あらすじに共通点はなく、舞台や設定も異なります。

変な家にも変な絵にも、栗原さんという共通する人物が登場しますが、キャラクターを把握していなくても問題はありません。

ただ共通して登場する人物なので何者なのか気になりますよね。そこで次の見出しで、栗原さんとは何者なのか解説します。

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変な家と変な絵の栗原さんとは何者?

変な家と変な絵に出てくる栗原さんとは何者なのでしょうか?

栗原さんは『変な家』と『変な家』の作者で物語の語り手でもある雨穴さんの知り合いという設定です。

物語上だけではなくリアルでも実在する知人なのかはわかりません。

変な間取りを調べている雨穴さんは、知り合いの建築士である栗原さんの間取りについて一緒に調査していきます。

雨穴さんが感じた疑問について、推理を進めて助言してくれる、いわば名探偵のような役割です。

栗原さんは今後もいろんな物語に登場するとのことで、雨穴さんが「公式設定をあげておきます」とSNSに投稿していました。

栗原さんさんはミステリー愛好家で建築士という専門知識もあるため、雨穴さんが相談して、推理をサポートしてもらう役割になっています。

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変な家と変な絵を読む順番はどっちから?

『変な家』と『変な絵』を読む順番はどちらからでも、ストーリーの理解や面白さに影響はありません。

物語や設定につながりはないので、どっちから読んでも楽しめると思います。

発表された順番は次の通りです。

刊行された順番
  • 『変な家』2021年7月20日
  • 『変な絵』2022年10月20日
  • 『変な家2』2023年12月15日

小説が発表された順番は『変な家』が最初で、二作目が『変な絵』です。

『変な家2』も発表されており、1と同じように不思議な間取りの真相にせまる小説です。

特にこだわりがなければ、小説が発表された順番に読むのがいいかもしれません。

発行された順番に読むと、作者である雨穴さんの文章や発想の違いを感じることができると思います。

変な家と変な絵はどっちが面白い?あらすじを比較

『変な家』と『変な絵』にはつながりがないので、読む順番を気にせず、どっちから読んでも面白いです。

ただジャンル的に少し違いがあります。

  • 変な家はホラー要素が強い
  • 変な絵はミステリー要素が強い

私の個人的な捉え方もあるかもしれませんが、変な絵もゾクッとする怖さがあることは変わりありませんが、変な家よりもミステリー要素が強く感じました。

あらすじを比較してみましょう。

変な家のあらすじ

謎の空間、二重扉、窓のない子供部屋—-
間取りの謎をたどった先に見た、
「事実」とは!?

知人が購入を検討している都内の中古一軒家。
開放的で明るい内装の、ごくありふれた物件に思えたが、
間取り図に「謎の空間」が存在していた。

知り合いの設計士にその間取り図を見せると、
この家は、そこかしこに「奇妙な違和感」が
存在すると言う。

間取りの謎をたどった先に見たものとは……。

不可解な間取りの真相は!? 
突如消えた「元住人」は一体何者!? 

引用:飛鳥新社

変な家は、一見するとごくありふれた民家ですが、注意深く見ると違和感のある間取りの謎を追求している物語です。

不可解な間取りの真相を調べていくうちにゾッとするような真相にたどり着きます。

私も推理しながら読みましたが予測できない展開で、かなりゾクゾクするホラーです。

物理的な恐怖が襲ってくるというより、間取りからジワジワと人間の恐ろしさが浮かび上がってくるような感覚でした。

変な絵のあらすじ

あなたも、何かがおかしい9枚の絵の「謎」が解けますか? とあるブログに投稿された『風に立つ女の絵』、消えた男児が描いた『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』、山奥で見つかった遺体が残した『震えた線で描かれた山並みの絵』……。
いったい、彼らは何を伝えたかったのか――。9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは!? その謎が解けたとき、すべての事件が一つに繋がる! 今、最も注目を集めるホラー作家が描く、戦慄の国民的スケッチ・ミステリー!

引用:双葉社

変な絵はタイトルの通り、何かがおかしい「絵」の謎を解く物語です。

様々な伏線やトリックが使われており、その謎が解かれたときには「そうだったのか」と驚きがありました。

普段あまり小説を読まない方でも読みやすくて楽しめるミステリー小説だと思います。

どっちが面白い?

変な家と変な絵はどっちも高い評価を受けている小説です。どっちが面白いと感じるかは人それぞれだと思います。

実際に読んだ人の感想をSNSなどで調査すると『変な絵』のほうが面白いという声が多い印象です。

私の個人的な感想ですが、変な絵のほうがミステリー要素が強くて好きでした。

変な絵は展開や視点がコロコロ代わって、伏線回収や謎解きの快感が強くありますよ。

ただどちらも面白いので、まだ読んだことがない方はぜひ両方読んでみてください。

まとめ:変な家と変な絵のつながりや読む順番

雨穴さんの小説『変な家』と『変な絵』のつながりや順番をまとめました。

二つの作品につながりはないので、読む順番は気にしなくても大丈夫です。

栗原さんという共通する登場人物がいますが、推理をサポートしてくれるキャラクターなので順番には影響しません。

どっちも面白い作品ですが、ホラー好きは『変な絵』、ミステリー好きは『変な家』が好みだと思います。

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