箱根駅伝は面白くないと感じる理由!なぜ人気なのか見どころを解説

箱根駅伝は面白くないと感じる理由!なぜ人気なのか見どころを解説

お正月の定番といえば箱根駅伝ですよね。

日テレの中継は毎年、高視聴率を記録しており多くの国民が注目しています。

一方で「箱根駅伝は面白くない」「なんで人気なの?」と感じている方もいると思います。

私も若い頃は何が楽しいのかわかりませんでしたが、今では楽しみ方がわかりワクワクしながら見ています。

そこで本記事では箱根駅伝が面白くないと感じる理由と、なぜ人気なのか。そして見どころを紹介します。

人気がある理由から、楽しみ方も見つかるかもしれません。

目次

箱根駅伝が面白くないと感じる理由

まずは箱根駅伝が面白くないと感じる理由を3つ紹介します。

盛り上がる場面が少ない

箱根駅伝は、1区がスタートした直後こそ集団になって競り合いなどがあります。

しかし、少し時間がたてば選手同士の接触は少なく、淡々と走っている場面だけになります。

ひたすら走る競技なので、パワーやテクニックなどが目立つようなプレーが見られず興奮するような場面が少ないと思います。

他のスポーツに比べると感情が平坦なままですよね。

サッカーであればゴール前まで攻め込めば盛り上がるし、野球では一球ごとにヒットが生まれるワクワク感があります。

そのような盛り上がりが少ないことが、箱根駅伝は面白くないと感じる原因になっています。

この点は、後述する見どころを事前に知っておくと楽しめるかもしれません。

変化がない

箱根駅伝は長いので、ずっと見ているというより他の番組とザッピングしながら見ている方もいると思います。

しかし、いつチャンネルを合わせても同じような場面が放送されていますよね。

1区間はハーフマラソンとほぼ同じ20km前後の距離があるので間延びしてしまいます。

他のスポーツのように選手同士で勝負しているというより、個人で走っているだけで変化がありません。

毎年、上位争いをしている大学もほとんど変わらず予測しやすい結果になることも面白みが欠ける要因です。

この点に関しては、選手に思い入れがあるかないかで感じ方が変わると思います。

放送時間が長くて飽きる

箱根駅伝はその年によって放送時間が変わりますが、基本的に朝7時から14時くらいまで中継しています。

約7時間にわたる放送は、他のスポーツでは考えられない長さですよね。

レース以外の場面を除いても、1位の学校がゴールするまで5時間30分ほどかかります。

他の人気スポーツと比較してみましょう。

  • サッカー:約120分
  • 野球:約3時間

サッカーは前半と後半45分ずつ、プラスしてアディショナルタイムが5分。ハーフタイムの15分を足しても120分ほどで試合は終了します。

野球は約3時間ほどです。試合時間が長い印象のある野球よりも2倍ほどあるのです。

さきほど紹介した「変化の少なさ」も相まって、途中で飽きてしまいますよね

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箱根駅伝はなぜ人気?視聴率が高い理由

ここまで、箱根駅伝が面白くないと感じる理由を紹介してきました。

しかし箱根駅伝は根強いファンが多く、お正月の寒空の下でも現地に応援しに行く人も大勢います。

毎年日テレで中継されている番組の平均視聴率も、2023年は往路27.5%、復路29.6%を記録しています。

なぜ視聴率が高いのか理由をまとめました。

お正月に放送される

箱根駅伝は毎年、お正月の1月2~3日の2日間に放送されます。

多くの人が休日で、自宅や帰省先の実家で過ごしていることでしょう。そうなるとテレビを見る人の数も普段よりも増えます。

他のバラエティ番組や特番もありますが、実家に帰省して身内で過ごしていると、両親がチャンネルを握っていることも多いでしょう。

箱根駅伝が好きな人は、どちらかというと年齢が高いほうが好きな印象があります。そのため箱根駅伝を見る世帯も多くなるといえます。

日本テレビが演出で盛り上げる

箱根駅伝は大会当日より前から特番が日本テレビで放送されています。

  • 箱根駅伝のルールや見どころ
  • 有力チームに密着
  • 注目選手の人となりを紹介

例年12月下旬になると、これらの番組が放送され本番への関心を高めてくれます。

走る選手たちの感情や駅伝にかける思いを知ることができるので、当日の中継を見ていても感情移入して楽しめます。

選手たちを全く知らないと、ただ大学生が走っているだけの映像が流れるだけで面白くありません。

しかし事前番組を見ると、ドキュメンタリー番組のように楽しむことができます。

当日の中継でも、合間に選手を紹介するエピソードが挟まれてエンタメ性を高めています。

放送している日本テレビ側も、興味を惹いたり飽きさせない工夫をしています。これも高視聴率の理由になっているでしょう。

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箱根駅伝の楽しみ方!見どころを紹介

ここからは箱根駅伝の見どころを紹介します。面白いと感じない方は以下のポイントに注目してみてください。

繰り上げスタートの悲劇

箱根駅伝には繰り上げスタートという制度があります。

交通規制の時間を長引かせないために、前の区間の選手が到着していなくても次の走者がスタートするルールです。

往路の鶴見・戸塚中継所では10分、平塚・小田原中継所では15分遅れたチーム。復路では全ての中継所でトップ走者から20分遅れたチームが対象になります。

失格にはならず、繰り上げ分の時間差が加算されますが公式記録としてタイムは残ります。

しかしタスキが途切れてしまうことから、遅れた選手は号泣しながら肩を落としている様子が中継され、心を揺さぶられます。

特に中継所まであと少しというところで繰り上げスタートになると見ている方も辛いです。

タスキの受け渡しに間に合うのか、見ていてハラハラする見どころの1つです。

ゴールを待ち構えるチームメイト

箱根駅伝のゴール地点では、10区間をつないできた選手たちが最後の走者が到着する瞬間を待ち構えています。

ゴールした選手に駆け寄り、ねぎらう姿はとても感動しますよ。

好成績を残せなかったチームでも、全員で仲間を支え合う姿は駅伝が個人ではなく団体スポーツであることを再認識させられます。

エースが集まる2区

箱根駅伝は10区を10人でつなぎますが、区間によってコースや距離が異なります。

中でも鶴見から戸塚を走る往路2区は「花の2区」と呼ばれ、各チームのエースが集まります。

なぜなら、2つの上り坂があり非常に厳しいコースだからです。そのため多くの大学がエースを投入し勝負しているのです。

見どころの1つ「ゴボウ抜き」がよく見られる区間でもあります。

勝負を分ける2区にぜひ注目してみてください。

沿道で応援する人

箱根駅伝は中継を見ているとわかりますが、沿道で応援している人たちがたくさんいます。

応援している人たちは普通の格好をしている観客がほとんどですが、中にはコスプレをしている人達もいます。

SNSでよく話題になり名物になっている観客もいます。

沿道で踊ったり、選手に対抗するように走っている人もいて見どころの1つとして楽しめますよ。

まとめ

箱根駅伝はなぜ人気なのか、見どころを紹介しました。

「箱根駅伝は面白くない」と感じている理由として、盛り上がりに欠けることや放送時間の長さがあります。

放送局の日テレも視聴者を飽きさせない工夫をしています。

好き嫌いはありますが、ぜひ見どころに注目して箱根駅伝を楽しんでください。

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