大河ドラマ『べらぼう』で花魁の誰袖(たがそで)役を演じる福原遥さん。
演技力が高く評価されている一方、一部では「花魁役が似合わない」という声もあるようです。
なぜそのような声が出たのか理由を調査しました。また、キャスティングの狙いやSNSの反応もまとめました。
- 福原遥のべらぼう花魁役が似合わないと言われる3つの理由
- SNSの反応は?
- 誰袖の役作りやキャスティングの狙い
福原遥のべらぼう花魁役が似合わないと言われる3つの理由
春町回、政演と仲直り良かった
— 心理カウンセラー『まさ』 (@X9SfyFPRIUPAQkn) June 8, 2025
そして誰袖花魁こと蔦重に付きまとう可愛らしい花魁だったのが
妖艶な小悪魔な花魁だったとは
誰袖花魁の福原遥の妖艶な演技が
素晴らしかった😻#べらぼう pic.twitter.com/gBOVtmXnQk
一部で言われている、福原遥のべらぼう花魁役が似合わない理由について見ていきましょう。
- 童顔で風格がない
- 耳が高くて日本髪が似合わない
- 声や喋り方
詳しく解説していきます。
童顔で風格がない
花魁は江戸時代では知性・色気・風格の三拍子が求められる超ハイステータスな存在。言ってしまえば、吉原のカリスマリーダー的なポジションなんです。
特に福原遥さん演じる誰袖(たがそで)は吉原で最上位の花魁として設定されています。
それに対して福原さんはどちらかというと素朴でかわいい、清楚といったイメージが根強い女優さん。
10代の頃から『まいんちゃん』として親しまれたこともあり、その印象が今も残ってる方も多いかもしれません。
演技の幅があることが評価されている一方で、「顔が幼くて説得力に欠ける」「童顔すぎて花魁感がない」といった声がちらほら見受けられました。
耳が高くて日本髪が似合わない
時代劇において髪型のフィット感はとても大切です。
花魁の日本髪は「高島田」といってかなり立体的で派手なスタイル。その分、顔の輪郭や耳の位置、頭の形がダイレクトに目立ちます。
福原遥さんの場合、耳の位置が少し高めなので日本髪をかぶせたときに「乗っかってる感」が強くなってしまう。
#べらぼう
— だいちゃん (@daichan_aichi) May 4, 2025
福原遥さんの花魁もかわゆいのう~☺️ pic.twitter.com/phFztU2cmV
これが「髪型が浮いてる感じする」といった違和感につながってしまいビジュアル的なミスマッチを感じた方が多かったようです。
声や喋り方
福原遥さんは声が高くてちょっと舌足らずな話し方をするのが特徴ですよね。
この可愛い声が、花魁役ではマイナスに作用してしまったという意見もあります。
というのも、花魁には色気や知性を感じさせる低めのトーンや丁寧で重厚な言葉遣いが似合うからです。
福原遥さんの声は、柔らかくて少女っぽさを感じさせるものなので「声と役柄が合ってない」と感じてしまう人もいるようです。
声質というのは演技力だけではカバーするのが難しい要素です。
福原遥のべらぼう花魁役は似合わない?絶賛する声もたくさんある
ここまで福原遥さんのべらぼう花魁役が似合わないと言われる理由を紹介しました。
しかしネット上では福原さんの演技力を高く評価している声もたくさんあります。
- 演技力を評価するSNSの反応
- 誰袖の役作り
演技力を評価するSNSの反応
SNSでは福原遥さんのべらぼうでの演技力を絶賛している声も多くありました。
福原遥のべらぼうの演技。好きだなあ。いい。妖艶で、幼くて、大人びてて。まあ、惚れられたいね。
— 住吉屋Z平の「西条まつり(石岡ほか)・神社仏閣 ・四国遍路その他ニュース評論。 (@goromorichann) June 8, 2025
福原遥の演技が上手いの承知の上で、まだなんとなく子供のイメージが抜けてなかったんだけど、花魁仕草が板についてる!#大河べらぼう#べらぼう #大河ドラマ
— とみこ (@tmm_dg) May 11, 2025
花魁役が似合わないという意見がごく一部のもので、ほとんどは肯定的な意見でした。
結局のところ、どんなキャスティングにも賛否はつきもの。ちゃんと届いてる層があるということは、それだけで成功とも言えるんじゃないでしょうか。
誰袖の役作りとキャスティングの狙い
実は制作陣は最初から「福原遥の誰袖」を狙ってキャスティングしていると思います。
「べらぼう」の中で福原遥さんが演じる誰袖(たがそで)というキャラクター、実はただの美しい花魁ではないんです。
その正体は政治的な陰謀に深く関わる知的で策略的な女性であり、まさに吉原の表と裏を体現するような存在なんです。
その裏にある危うさや人間臭さを表現するには、福原遥さんの純粋で無害そうな雰囲気がむしろ武器になると判断されたのかもしれません。
つまり、かわいらしさと危険さのギャップが誰袖の魅力であり、それを演じ切れるのが福原さんだったということです。
福原遥はべらぼう花魁役が似合わない?:まとめ
福原遥さんの「べらぼう」花魁役が似合わないと言われる理由を解説しました。
- 童顔で風格がない
- 耳の位置が高くて日本髪が合わない
- 声や喋り方
- 演技力を絶賛する声もある
- 誰袖の役柄にぴったりなキャスティング
福原遥さん演じる誰袖は、物語の本筋である蝦夷地直轄化計画にも関与している重要人物。
ただの花魁にとどまらず、情報屋・交渉人としても活躍し、田沼家の未来を左右しかねない存在になってきました。
今後の「べらぼう」の展開や福原の演技に注目していきましょう。