イオンカード「ご請求額のお知らせ」メールは偽物?届いた時の対処法

イオンカード「ご請求額のお知らせ」メールは偽物?届いた時の対処法

先日、イオンファイナンシャルサービス社から『2月のご請求額のお知らせ』というメールが届きました。

私はイオンカードを持っていないのに、カードを使用したとして利用明細が届いたのです。

同じようなメールが届いて不安に感じている人もいると思います。

ただ結論から言うと、偽メールなので無視しても大丈夫です。

この記事では、なぜイオンカードの請求メールが偽物といえるのか根拠と対策を紹介します。

目次

イオンカードの「ご請求額のお知らせ」メールが偽物である理由

以下の画像が、私に届いたイオンカードの「ご請求額のお知らせ」メールです。

イオンカードから届いた「ご請求額のお知らせ」メール
実際に届いたメール
  • 差出人:イオンファイナンシャルサービス株式会社
  • ご利用カード:イオンカード
  • ご請求額:38,746円
  • お支払日:2024年2月2日(金)

この請求には全く身に覚えがなく、そもそも私はイオンカードを持っていません。そのため不審に感じてメールのリンクを開くことはありませんでした。

しかし不正アクセスされているかもしれないという不安がありました。

もしかして個人情報が盗まれて勝手に登録されてる?

そこで「ご請求額のお知らせ」メールが偽物か本物か詳しく調べてみました。

結論として偽物であることが判明したので、同様のメールが届いている方は安心してください。

ここからは私がメールを偽物だと判断した理由を解説します。

アドレスがイオンと異なる

イオンカードから送られてくる正式なメールアドレスは、以下の公式サイトに記載されています。

請求案内や、お知らせなどメールの内容によってアドレスは異なるようですが、全てのアドレスに共通して「aeon」という文字列が含まれていました。

しかし今回、私に届いた「イオンフィナンシャルサービス株式会社」のメールアドレスにaeonは含まれていませんでした。

メールアドレスが違う
不審なメールの送信元アドレス

この時点で本物の請求メールではないことがわかりました。

宛名が記載されていない

基本的に利用料金の請求など支払いに関するお知らせには、必ず氏名や個人が特定できる情報がメール本文に記載されています。

メールアドレスは1文字異なるだけで別の人に届いてしまう可能性があります。

そのため誤送信を防いだり、誤りにすぐ気づけるように本人が特定できる情報が書かれているのです。

また、個人を特定する情報がなければ同じ文面のメールを使い回せることになるので迷惑メールに利用しやすいということもあります。

リンク先URLが公式サイトではない

イオンカードの「ご請求額のお知らせ」には本物らしきURLが記載されています。

「ご利用明細の確認はこちら」の下には、イオンカードの公式サイトと同じURLの最後に「app」が追加されたものが記載されています。

一見すると公式サイトと同じURLが表示されていますが、絶対に開いてはいけません。

スマホだとわかりにくいですが、パソコンでURLの上にカーソルを置くと、ディスプレイ左下にリンク先URLが表示されます。

これがイオンとは全く違う「https://haebfbj…」から始まるサイトでした。

リンク先のURLが公式サイトではない
リンク先URLが公式ではない

つまり、表示されたURLと実際に飛ばされるURLが異なるのです。

実際に飛ばされるサイトを確認するのは危険なのでタップしていませんが、おそらく個人情報を入力する画面が開くと思います。

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イオンカード「ご請求額のお知らせ」メールが届いた時の対処法

ここまで、イオンカードの「ご請求額のお知らせ」メールが偽物である理由を解説しました。

このような迷惑メールが届いた時の対策としては、基本的に無視しましょう。そのまま削除しても大丈夫です。

「個人情報やログイン情報が漏れてる?」と不安に思うかもしれませんが、このメールは無差別に送られていると考えられます。

メール内のリンクを開いてしまっても個人情報を入力していなければ問題ないと思います。入力してしまった方はイオン公式にお問い合わせしましょう。

私はイオンカードを持っていないのですぐに偽物だと気づきましたが、カードを実際に使っている方にも迷惑メールは届くかもしれません。

イオンカードを持っていて請求メールが届いた場合でも、メール内のリンクは開かないようにしましょう。

明細を確認するときは、検索エンジンからイオンカード公式サイトを開いた方が安全です。

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まとめ

イオンカードから届く「ご請求額のお知らせ」というメールが偽物かどうか検証しました。

  • メールアドレスが異なる
  • 宛名が書かれていない
  • URLのリンク先が怪しい

以上3つの理由でメールは偽物だと判断しました。

イオンカードを持っていて迷惑メールが届いたときには、リンクは開かずに公式サイトから明細を確認するようにしましょう。

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